… … …(記事全文2,694文字)<FRBの年内利上げを織り込む金相場>
COMEX金先物相場は長期トレンドとして重視される200日移動平均線を完全に割り込んだ。3月の株価急落局面でのキャッシュ化の売りで急落した際には、200日移動平均線が支持線として機能したが、6月は同水準を完全に下抜ける展開になっている。6月8日時点での200日移動平均線は1オンス=4,431ドルだったのに対して、金相場は4,363ドルまで値下がりしている。
【COMEX金先物相場(日足)】
中東情勢は依然として先行き不透明感が強く、米国とイランの和平合意が可能なのか予想が困難な状態にある。しかし、3ヵ月以上にわたって続いている中東情勢の不安定化は、徐々に高インフレが定着化するリスクを高めており、金相場もその対応を迫られている。

