… … …(記事全文4,795文字)
Introduction:或る日、ふと気がついたら「れいわ新選組」は独善的・独裁的な政党に成り果てていた──そう言わざるを得ない象徴的な出来事が、5月20日に起こった。
4回目の「臨時総会」が、党規約を曲解する形で中止に追い込まれたのだ。
2月16日、3月6日、4月9日。
2月に行われた衆議院総選挙後、れいわ新選組の臨時総会はこれまで3回行なわれてきた。
理由は、大惨敗(実質的には”全滅”)した2月の衆院選、そして、今年に入って当選者が出ていない地方選の総括が為されていないこと。ここでは、山本太郎代表や大石あきこ共同代表の「進退」も問われている。
そして、もう一つの理由は、週刊新潮の報道に端を発した「秘書給与詐取疑惑」に対し、党側の説明に構成員らが納得していないからだ。ここで言う「構成員」とは、国会議員、地方議員、政策委員、候補者などを指す。
臨時総会が開かれた理由は、大別すると上述した二つとなるが、それだけではない。
山本&大石体制に対する強烈な不満──すなわち、党運営の独善性、意思決定過程の不透明さ、そして急速に進行する党の左傾化に対し、一部構成員の間で鬱積していた不満が、一気に噴出している点も無視できないのである。

