… … …(記事全文4,851文字)ロシアの現状(2026年7月時点)について、信頼できる報道・公式統計・分析を基にまとめた。主な情報源はReuters、Bloomberg、The Economist、Rosstat(ロシア連邦統計局)、IMF、CSISなどのレポート、現地のXでの投稿、The Moscow Times、Al Jazeeraなどだ。
特に、The Moscow Times(ザ・モスクワ・タイムズ)は、ロシア情勢を専門に扱う独立系英語メディアで、ロシア国内での活動が難しくなり、2022年以降に国外移転した。現在はオランダ(アムステルダム)に本拠地がある。国際的に引用されることが多く、ReutersやBBCなどと並んでロシア情勢の情報源としてよく使われるメディアだ。
これらのソース元を示したうえで、ロシアの現状を語りたい。
ソース元は慎重に選んだつもりだが、100%正しいとは言えない事は確かだ。ただし、現地のロシアのメディアは信用できないため、完全に信用できるメディアは存在しない。だから、辻褄のあう話を抜き出して、暫定的に信用するしかない。
特にXでの投稿を鵜呑みにすることは危険だが、ありえそうなモノのみ参考として提示した。1. モスクワ市内でのスーパーの状況
モスクワ(首都)は供給が優先されており、大規模な空き棚は報告されていないが、燃料危機による物流混乱の影響が出てきている。
一部店舗(例: VkusVillのホディンスキー大通り店)で、2026年7月上旬に「品揃えが悪く空き棚が増えた」との住民苦情がX(旧Twitter)などで報告されている。
基本的な食料品・日用品は入手可能だが、配送遅延や一部商品の品薄が発生する可能性が高まっている。
全体として「危機的空き棚」はなく、徐々にストレスがかかっている状況。燃料不足でトラック配送が滞りやすいため、今後、悪化するリスクがある。
https://x.com/ELukyanov/status/2072913081982726470
参考(典型的なロシアスーパー内部の例。2026年時点でも多くの店舗は商品が並んでいる。)
https://www.youtube.com/watch?v=z4W_aaHOhvo
https://www.alamy.com/stock-photo-inside-of-russian-supermarket-47717777.html
2. モスクワ市内でのガソリン価格
全国平均: 約72.38 RUB/L(約160円/L、2026年6月29日Rosstatデータ)。7月上旬も同様の水準。
モスクワ市内: 最近の週で0.7%下落(モスクワ州全体で1.6%下落)と、公式統計ではやや落ち着きを見せている。ただし、不思議なことにガソリンスタンドでは長蛇の列が発生。
一部スタンドで1回50L上限や携行缶への販売制限あり。
価格が落ち着いているのに、ガソリンスタンドに長蛇の列が発生しているのは、価格は政府が統制しているが、量が追い付いていないからだ。
ウクライナのドローンによる製油関連施設への攻撃は効いているようだ。
下記は、そのソースである。
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