… … …(記事全文2,824文字)今日は祝日なので記事はお休みのはずだったが、どうしても書きたいことがあったので以下に記したう。それはイノベーションがもつ明るい未来と残酷な側面に関してだ。
まずは腕時計の歴史の一部から始めたい。クォーツ(水晶)を用いた時計の仕組み自体は、1927年にアメリカのベル研究所で発明された。でも、当時は大型の置き時計サイズだった。
これに対し、技術革新によって世界初の「腕時計」へと小型化・実用化させたのが日本のセイコーだった。
1969年発売の「クォーツ アストロン」は世界の時計史を塗り替え、高精度な時計を誰もが手にできる時代を開いた。
この日本のクォーツ式腕時計が世界市場に与えた影響は大きかった。
時計産業では20世紀最大級の市場転換だった。
スイスでは「クォーツ危機」、日本や米国では「クォーツ革命」と呼ばれた。
スイスの時計雇用は1970年頃の約9万人から1980年代に約3万人へ激減し、多くの腕時計職人が職を失った。
スイスの時計職人が持つ技術は、すばらしいものだったが、この大転換の下では、残念ながら無用の長物となった。
企業数は約1,600社から約600社に激減。
スイスの生産数は1970年代半ばの約9,600万個から1980年代前半に半分近くまで落ちた。
大激変だった。
怒涛の後半へ!恐らくあなたの予想を裏切る結末を迎える。
ここより先は会員登録が必要です。月・水・金に配信中です。(現在、平日毎日更新中)
そのため、1記事20円程度になります。
なお、今後、値上げの可能性がありますが、値上げした場合も、ご登録者は、登録時の価格が維持されますのでご安心ください。
ご購読を、心よりお待ちしております。よろしくお願いいたします。m(__)m
