… … …(記事全文4,989文字)維新は、連立離脱は考えていない。連立離脱しても、高市早苗が総理であることに変わらず、ダメージを食らうのは自民ではなく維新。維新の寿命は連立継続で「3年」、連立解消では即時「消滅」と維新幹部は認識
◆〔特別情報1〕
自・維連立のパワーバランスが、連立合意のときとは変わってきているようだ。
時事通信13日、「自・維、募る相互不信 定数削減で溝、政権に火種」という見出しをつけて次のように報道した。
「衆院議員定数削減法案の扱いを巡り、自民党と日本維新の会が互いに不信感を募らせている。法案を改革の『センターピン』と位置付ける維新は今国会中の成立を迫ってきたが、自民側の熱量は低く、決着は1月召集の通常国会に先送りされる公算が大きくなった。吹き始めたすきま風は高市早苗首相の政権運営の火種となりそうだ。」
維新の吉村代表の発言も、焦りからなのか、揺れ動き迷走している。
時事通信は11日、「維新の吉村代表、連立離脱に否定的 定数削減『約束守ってもらった』」という見出しをつけて次のように報道した。
「日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は11日のニッポン放送のラジオ番組で、衆院議員定数削減法案が今国会中に衆院政治改革特別委員会で採決に至らなくても連立政権合意が破られたことにはならないとの認識を明らかにし、連立離脱に否定的な考えを示した。維新トップが柔軟な姿勢を見せたことは、国会最終盤の与野党の攻防に影響を与えそうだ。
吉村氏は番組で、定数削減に関し、連立政権合意書には『臨時国会に法案を提出し、成立を目指す』と記されていると指摘。『維新と自民党で法案を出したということは、連立合意の約束は守ってもらっている(ということだ)。高市早苗首相は約束を守り、自民をまとめてくれたと思っている』と語った。」
吉村共同代表は、連立合意の条件に最重要事項と位置付けて、各局報道番組をはしご出演して宣伝していたが、実際の合意文書には、「▽1割を目標に衆院議員定数を削減するため、25年臨時国会において議員立法案を提出し、成立を目指す。」と「必達目標」というよりは「努力目標」のニュアンスでお茶を濁し、要するに巧妙に最初から逃げを打っていたのだ。
その逃げを打った合意文書の文言を根拠に、「高市早苗首相は約束を守り、自民をまとめてくれたと思っている」と吉村は打った「逃げ」の再確認に務めているが、国民の印象は違っている。共同代表の吉村や藤田が、テレビ番組に出まくって繰り返し国民に向けて発言した言葉は、今国会での法案「提出」という「努力目標」ではなく、今国会での法案「成立」の「必達目標」として受け止めていた。しかもそれは、高市との約束というよりは、国民への誓いの約束と捉えられていた。
自民党内部に精通する事情通は、「維新との連立離脱はないよ」と、あっさり一言。以下、特別情報である。

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