… … …(記事全文2,559文字)この度の衆議院選挙は高市自民圧勝に終わったが、それに勝るとも劣らぬ重大な帰結は「中道」とりわけ「立憲民主党」の大敗であった。彼らは解散前の148議席を(自民党から候補者リスト不足故に回された7人を除けば)わずか14議席へと十分の一以下にまで激減させた。これは日本のリベラル勢力の事実上の崩壊を意味している。
なぜこうなったのか―――その理由は偏に、彼らが理想主義(アイデアリズム)と現実主義(リアリズム)の均衡を完全に失調させてしまったという点にある。
政治学において理想主義とは、理念や価値、あるべき姿を出発点とし、それを現実へと実装しようとする立場である。他方、現実主義とは、権力構造、制度的制約、経済条件、国際環境といった現存する諸力学から出発し、可能性の範囲内で最適解を模索する立場だ。いずれも政治に不可欠だ。しかし一方が過剰になれば、政治は空転する。
立憲民主党の振る舞いはその典型であった。これまで反原発・護憲を掲げてきたにもかかわらず。。。。

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