… … …(記事全文2,702文字)前回から二週間も間が空いてしまい、申し訳ありません。
どうもこれぞと心が動く事象に出会わず、時だけがどんどん過ぎてしまいました。
そんななか久々に、世の中こんなことでまかり通っているのか!という事象に行き当たってしまったので思うところを述べさせていただきます。
それは、ここ数日話題になっている、新幹線グリーン車内でのYouTube動画撮影と、それを注意された夫婦のおかしな論理についてである。
発端になったのはここの夫婦が自身のYouTubeチャンネル(登録者数36万人)にアップした、下車した新幹線のホームで撮影した動画だ。
三歳の男の子がご機嫌斜めで泣いている。
この子を抱き上げた夫曰く「子どもがじじいに絡まれた」
妻曰く「うるさいおっさんがいた。あのおっさんや」とモザイクは入れているが窓越しに車内を写す。
そして夫妻による自説披露が始まる。
夫「ああいう人はグリーン車に乗ってはダメ」
妻「子どもは静かにしていたのにクレームを受けた」
夫「あんな大人になったらあかん」(以下夫)
「ああいう奴はグリーン車に乗る資格がない」
「グリーン車にはお金にもある程度余裕があって心が広い人が多いと思うけど、あんな心の狭い奴は乗る資格がない」
別の動画では新幹線グリーン車内で駅弁を食べながらの親子の会話の様子がアップされていて、それが男性に注意されるきっかけとなったことがわかる。
しかしそもそも、新幹線など、列車内での写真や動画の撮影についてはどういうルールになっているのだろう。
少なくともJR東日本によれば、
「収益性のある動画共有サイトへの投稿等の営利活動を除き、個人的な趣味の範囲での録音・撮影につきましては、安全上の問題がなく、ほかのお客さまのご迷惑にならなければ、特に禁止をしているものではございません。」
との回答。
つまり個人的に旅の想い出などを記録し、SNSに投稿するなどする分には構わないが、YouTubeなどに投稿し、収益を上げるとなるとそれは別である。
ここには書いてないが、法人の場合は事前の許可が必要で、個人の場合には原則として認められないという情報もある。
また、グリーン車での撮影は他者の安眠や集中を妨げる「秩序を乱す行為」に抵触すること。
無断で他者を撮影し、会話を録音するなどして他客の反応を晒すのはNGである。
このようにこの夫婦は何重にもルール違反をしており、夫婦が主張するように、子どもが静かにしていたのに注意されたということではないはずなのである。

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