… … …(記事全文1,853文字)この十日間というもの、初めは希望に満ち、ようやくこの数年間の活動が報われる、と安堵したものの、すぐさま自分の読みの甘さに愕然とする結果となった。
4月 12日、高市総理は3日後に控えた、皇室典範改正を巡る各党各会派による全体会議を前に「旧宮家からの養子案」を優先させると明言した。
2021年に開かれた、安定的皇位継承のための有識者会議の結論として「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を有する」が第一案、「旧宮家からの養子案」が第二案として提出された。
第一案ははっきり言って皇統破壊を目的とする案なのだが(なぜなら女性皇族とお相手の男性との間に生まれたお子さんを即位させれば女系天皇となって皇統が終わる)、その案が提出された経緯から、またリベラル勢力を納得させるためにも、第二案の「養子案」と抱き合わせでないとどうしても通らないという事情があり続けていた。
もちろんこの第二案こそが安定的皇位継承にとって本当に有効な案である。
ところが昨年10月、高市政権が誕生し、公明と連立を解消。
維新と組むという画期的な出来事が起こるとともに、連立合意書では「旧宮家からの養子案を優先する」と明言されたのだ。
私はこのとき、こんなことが実現するなんて本当に本当だろうか、夢のようだと何度も頬をつねったくらいだ。
ともあれ、4 月12日の高市総理の発言は、この合意書を復唱したにすぎないのだが、私はさっそくXで報告した。
その投稿は大変な反響を呼び、109のリプライ、1460のリポスト、8333のいいね、47万閲覧にまで達している。
ポジティヴな内容はネガティヴな内容と比べ、格段に賛同を得にくいものだが、大健闘と言える。
この反応に気をよくしていた私だが、4月 15日、当の全体会議が開催された直後、小林鷹之政調会長がXに投稿した内容に「やられた!」と思った。
そこでは第一案と第二案が同列に並べられ、第二案を優先するとは一言も触れていないのである。
政調会長が総理の、党の主張を勝手に変え、裏切り行為を働いたことになる。

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