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ホルムズ海峡を巡る主導権争い継続中~頑なに折れないイランとアングロサクソン的交渉術!

50日越えのイラン戦争

 トランプ大統領は当初、4週間でこの軍事作戦を終了すると語っていましたが、イラン戦争の開始から、この日曜日ではや51日目を迎えました。今月11日にパキスタンのイスラマバードで開催された米国・イランの和平交渉は決裂したものの、その後2回目となる交渉に向け、両国が水面下で動いているとの情報が巷に溢れています。

 前回お伝えしました様に、両国の合意を拒む大きな原因は、イランのウラン濃縮問題、そしてホルムズ海峡問題の2つであると考えられます。前者については、米国側がイランの凍結資産のうち200億ドル分の凍結解除を行うことで、イラン側が地下核施設に保管する約450㎏の60%以上の濃縮ウランを含めた計2000㎏の濃縮ウランを米国に引き渡すことで合意した、と報じられましたがイラン側はこれを否定しています。

 イランのISNA通信は19日、ペゼシュキアン大統領が(※写真)「イランが核技術を利用する権利をはく奪する法的根拠はトランプ大統領にはない」との声明を報じました。ペゼシュキアン大統領は、国際情勢を巧みにコントロールすることがイランにとっては重要であり、「国の防衛力強化は、全面戦争への備えではなく、飽くまで国益を守るための手段として捉えるべきだ」と強調しました。

  トランプ大統領は、この問題でイランを同意させることが「米国の勝利」を世界にアピールするのに一番手っ取り早い手段と考えていると思われますが、イランがこの問題で米国に同意するのは、彼らが実際に敗戦を認めた時だけでしょう。現在、イラン側が屈服する姿勢は見受けられません。

 

 両国の交渉は、2つ目の重要議題~「ホルムズ海峡の全面開放」でも難航しています。正直、イランが核を保有しようがしまいが、日本を含めた多くの国々には余り関係がありません。しかし世界の石油・天然ガス供給の約20%を担うホルムズ海峡の閉鎖が世界に与える影響は無視出来ません。

 

米国もダメージを受けている・・・

 4月12日にロシアのメディアが専門家の意見として報じたところでは、中東諸国の石油生産の損失は既に4億バレルに達しているとのことです。日量に直せば1300万バレルの損失です。イランの輸出量は日量200万バレルと言われていますので、米国の封鎖により、損失量は更に増加し日量1500万バレルに達することになります。

 

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