… … …(記事全文5,888文字)永田町は参院選モードにはなっても、解散モードにはなっていない。約一か月前の石破首相動静がカギ。そこで政局の流れが決まった。解散を望むのは、旧安倍派の落選議員たちだが、結束しているわけではない
◆〔特別情報1〕
毎日新聞は10日、「憲民主、内閣不信任案見送りで調整 衆参同日選の誘発を懸念」という見出しをつけて次のように報道した。
「立憲民主党の野田佳彦代表は9日、今国会での石破茂内閣への不信任決議案提出を見送る調整に入った。石破首相が15日からカナダで開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)の前と後に、野党が求めた米国との関税交渉を説明する与野党党首会談に応じる姿勢を示しており、野田氏は『不信任』を突き付ける理由が薄れたと判断したとみられる」
自民党内部に精通する事情通は、「参院選モードにはなっているけれども、解散モードにはなっていない」と語っていた。また、「解散を望んでいるのは、旧安倍派の落選議員たちだが、それも一枚岩に結束しているわけではない」という。さらに興味深い話として、約一か月前の石破首相の動静について語り始めた。
以下、自民党内部に精通する事情通からの特別情報である。
購読するとすべてのコメントが読み放題!
購読申込はこちら
購読中の方は、こちらからログイン