… … …(記事全文2,637文字)「からだの無意識の治癒力 ―身体は不調を治す力を知っている 前編」(山口創著・1650円・さくら舎)
手洗いやうがいで、なぜ心が浄化するのか?
心身の不調を抱える人が激増するなか、本書がベースにしている身体心理学(健康心理学)は注目が集まる分野だ。
著者は、そのトップランナー。2017年秋から2018年春にかけて放送された「NHKスペシャル 人体:神秘の巨大ネットワーク」で、腎臓が寿命を決める、脂肪と筋肉が寿命を守るなど、身体が秘めている力がドラマチックに示されたが、本書は腸・皮膚・筋肉に特化して、身体が持つすごい治癒力を科学的知見から明らかにします。
そもそも、生きづらさ感じたり、鬱になったりするのは、脳の暴走による。それを打破するのに有効なのが皮膚感覚だという。また、感情をつくる筋肉や生命に関わる腸の判断力などなど、無意識に営まれている不調を治す力が明かされる。さらに、自分でできる効果的な健康法も紹介する。
今、日本人の心の問題は加速度的に深刻化しています。鬱病が蔓延し、ネット依存、引きこも



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