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気力、体力が大分回復しましたので、今回からは通常モードでメルマガを配信します。
ただしこのところの数回のような、個人的経験談で、なおかつ動物行動学の勉強になるような話題もちょくちょくはさんでいこうと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
高市政権が誕生し、私が個人的に最もうれしく思うのは、維新との連立政権樹立の合意書のなかにある、皇室に関する部分だ。
「古来例外なく男系継承が維持されてきたことの重みを踏まえ、現状の継承順位を変更しないことを前提とし、安定的な皇位継承のため、皇室の歴史に整合的かつ現実的である『皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とする』案を第一優先として、令和八年通常国会における皇室典範の改正を目指す。」
2021年3 月から11月までに開かれた、安定的な皇位継承のための有識者会議の結論は以下の2案と補助的な第3案である。
1 皇族女性が婚姻後も皇族の身分を有すること
2 皇族には認められていない養子縁組を可能とし、皇統に属する男系の男子を皇族とすること
3 皇統に属する男系の男子を法律により直接皇族とすること(旧宮家の皇籍復帰)
3案は2案が成立しなかった場合の補助的な案だ。
このうち1案は、知識のない者には何ら害のない案に思われるかもしれないが、はっきり言って皇統を破壊するための案である。

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