… … …(記事全文3,154文字)最近、言われてみればなるほどそうだ、ということに気がついた。
風俗嬢とキャバ嬢とは似て非なる関係にあることだ。
どちらも男の歓心を引き出すことで、大金を払わせる存在。
男を自由自在に操り、手玉にとっているかのように思われる。
ところが、少なくともホストにのめりこみ、依存状態にまでなってしまっている女の中にキャバ嬢はいないと言ってよい。
9~10割、つまりほぼ全員が風俗嬢であるという。
なぜそんなことになるのか。
ルポライターの國友公司さんの文春オンラインの記事「ルポ歌舞伎町」♯2「『客の9割は風俗嬢』ホストクラブに通う女性ほど『風俗落ち』してしまう〝恐るべき理由〟」によると、そもそもキャバ嬢のほうはメンタルからして違う。
枕営業をすることもあるが、基本的に体は売らない。
それは自己肯定感が高いからで、ホストクラブに通ったとしても、特定のホストに沼らないし、貢がない(沼るとは、若者言葉、ネットスラングで、沼にはまるほど深く入り込み、抜け出せなくなるほど夢中になること)。
承認欲求も高くない。
一方、ホスト依存の風俗嬢の場合、一言で言えばメンヘラだ。
メンヘラとは、何らかのメンタルヘルスの問題を抱えている人や、抱えていると思われる人を指す俗語。
自己肯定感が高くないため、ホストの言いなりになってしまう。
どうしてホストクラブに出入りするようになるのかというと、主にホストの営業による。
ホストは町で、マッチング・アプリで、あるいはキャバクラで「アパレル関係で働いている」などと偽り、ナンパを装って女の子を誘う。
行ってみるとそこはホストクラブなのだが、お金がなくても大丈夫、と初回はホストがおごってくれる(余計な話しだが、中にはこの初回はただであることを利用し、ホストクラブの初回巡りを趣味にしている女性もいるそうな)。
女の子は、担当ホストのためになりたいとか、店のナンバーワンにしたいとか、シャンパンタワーや高額のボトルなどを注文することで皆に一目を置かれたいとか、様々な理由によって金遣いが荒くなる。
消費者金融、援助交際、風俗と関わらざるを得なくなる。
売掛なる、つけ払いの仕組みはいやがうえにもこの傾向を助長させる。

購読するとすべてのコメントが読み放題!
購読申込はこちら
購読中の方は、こちらからログイン