ご開封ありがとうございます。横川 裕之です。
今日から12月。今月のメルマガのテーマは、ボクたちの人生の質を決定づける「人間関係(パートナーシップ)」です。
通常、このメルマガは有料購読者のみにお届けしていますが、今月のテーマは、多くの人が年末年始に直面する最も切実な課題であるため、この「第1回」のみ特別に無料で公開することにしました。
なぜなら、人間関係の悩みの9割は、「相性」の問題ではなく、「言語化」の不全によって起きているからです。
このメルマガは、単なる読み物ではありません。あなたの思考を文字化し、現実を変えていくための「トレーニング」です。
もし、あなたが今、パートナーや身近な人との関係にモヤモヤを抱えているなら、この1通を読むだけで、その霧が晴れることをお約束します。
1.「わかってくれない」の正体
ボクたちは、パートナーに対して「なんでわかってくれないの?」と不満を抱きがちです。しかし、言語化のプロとして断言します。
言葉にしていないことは、存在しないのと同じです。
多くの人は、自分の頭の中にある「期待」や「不満」を棚に上げたまま、「察してほしい」「普通はこうするはずだ」という、甘えにも似たテレパシーを相手に要求しています。
これでは、伝わるはずがありません。 相手は「あなたではない」からです。
関係を変えるために必要なのは、相手を変える努力ではありません。 あなたの内側にある「漠然とした感情」を「明確な論理」へと翻訳(言語化)する技術です。
2.感情を「事実」と「解釈」に分ける
たとえば「相手の連絡が遅い」ことにイライラしているとします。 このとき、あなたの頭の中はごちゃごちゃです。
「自分を大切にしてくれていないんじゃないか」(不安)
「社会人として失礼だ」(怒り)
「もっとマメに連絡してほしい」(要望)
これらが絡まり合ったまま相手にぶつけると、それはただの「感情的な攻撃」になります。 そこで、ボクの著書でも紹介している「思考の分解」を使います。
ノートを開き、以下の2つに分けて書き出してみてください。
事実(Fact): 「彼からのLINEの返信が、既読になってから6時間なかった」
解釈(Interpretation): 「だから、自分は軽視されていると感じた」
書き出してみると、冷静になれます。「6時間返信がない」というのは単なる事実であり、そこに「軽視されている」という意味づけをしたのは、他ならぬあなた自身の思考の癖です。
事実は変えられませんが、解釈は変えられます。そして、解釈を変えれば、相手にかける言葉(行動)も変わります。
3.【今月の実践ワーク】「第三の案」を設計する
では、具体的にどうすればいいのか。 今回は価値観の違う二人が、争うことなく共存するための「第三の案」を創造する技術を磨いていきます。
今日のミッションに取り組んでみてください。 これは、頭の中で考えるだけでは効果がありません。必ず「文字」にしてください。
【STEP 1】不満の言語化(現状把握)
あなたが今、パートナーに対して感じている「違い(違和感)」を一つ、具体的な「行動ベース」で書き出してください。(×性格が合わない ○休日の朝、私が掃除をしているのに彼は昼まで寝ている)
【STEP 2】相手の視点の言語化(背景推測)
次に、なぜ相手はその行動をとっているのか、相手の弁護人になったつもりで理由を書き出してください。(例:平日の激務で疲労が限界に達しており、睡眠が唯一の回復手段なのかもしれない)
【STEP 3】「第三の案」の言語化(ルールメイキング)
最後にお互いのニーズ(私は部屋をきれいにしたい/彼は休みたい)を満たすための新しいルールを考案し、書き出してください。(例:土曜の午前中は彼を寝かせておく。その代わり、日曜の夕食後の皿洗いは彼が担当する)
いかがでしょうか?書き出すだけで、脳内の感情の暴走が止まり、建設的な解決策が見えてきたはずです。
これが「言語化の力」です。
思考を文字化することで、あなたは感情の奴隷から解放され、現実をコントロールする「主体者」へと変わります。
今月(残り9回の配信)では、さらに踏み込んで、以下のテーマを扱っていく予定です。
「嫉妬」という感情を、自己肯定感の燃料に変える書き出しワーク
相手を傷つけずに、こちらの要望を100%伝える「アサーティブ」な伝え方
冷え切った関係を再構築する「感謝」の言語化技術
もし、あなたが本気で「何者でもない自分」を脱し、豊かな人間関係を築ける自分へと変わりたいのなら、ぜひこの学びを続けてください。
月額1650円。1日あたり約50円です。 この投資が、あなたの人生にどれだけの「変化」をもたらすか?それは、今日このメールを読んで実践したあなたならもうお分かりのはずです。
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次回のテーマは『他人の評価に、あなたの価値を委ねるな』です。
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それではまた次回お会いします。
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