… … …(記事全文8,147文字)2025.10.17 トランプ・ゼレンスキー会談
今月の17日、ワシントンでトランプ大統領とゼレンスキー氏の会談が行われました。トランプ第2次政権の発足以来、ゼレンスキー氏がトランプ大統領とワシントンで面談するのは、これで3回目となります。1回目の会談は今年の2月末に行われ、メディアを前にJ・D・ヴァンス副大統領とトランプ大統領を相手にゼレンスキー氏が大喧嘩を披露。そして2回目の会談は、アラスカでの米露首脳会談後の8月下旬に7名の欧州の首脳を同行して開催されました。プーチン・トランプ両大統領によりこの戦争の終わりのシナリオが描かれることを何としてでも阻止したい欧州戦争屋達の意気込みが感じ取れる会談でしたが、結局何の成果も得られませんでした。
そして今回、これら戦争継続派を除いての第1回目と同じ形で米国・ウクライナの両代表団の会談が実施されました。ウクライナ側からはゼレンスキー氏の他に、イェルマーク大統領府長官、スヴィリデンコ新首相、ウメーロフ国家安全保障・国防会議議長などが参加。
米国側からはトランプ大統領の他に、ヴァンス副大統領、ルビオ国務長官、ベッセント財務長官、へグセス国防長官などでした。
その中で注目されたのはへグセス国防長官のネクタイでした。
まさにロシア国旗のデザインです。こういう国際会談では言外に伝えるメッセージというものが注目されますが、このへグセス長官のメッセージからして、ゼレンスキー氏は出鼻を挫かれたと言えるでしょう。しかもこの会談はモスクワ時間午後8時(日本時間18日午前2時)に予定されていましたが、この面談前に、イタリア人歌手がホワイトハウスに招待されており、その時間が延びたため遅れて開始されたとのことです(ゼレンスキー氏は車中でかなり待たされたとのこと)。歌手の後にコメディアン・・・思わず吹き出してしまいそうなプチ情報です。




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