… … …(記事全文5,021文字)イランとイスラエル、メディア戦略が真逆。イランは世界各国のジャーナリストの入国を許可し自由に報道させているという。イスラエルは、報道を目的とするジャーナリストの入国を拒んでいる
◆〔特別情報1〕
米イスラエルによるイラン攻撃の直前の2月25日から26日、インドのモディ首相がイスラエルを訪問していた。まずはそのときの記事を紹介しておこう。朝日新聞は2月26日、「イスラエルとインド、防衛関係を強化へ 一致する思惑、経済協力も」という見出しをつけて次のように報道した。
「イスラエルのネタニヤフ首相とインドのモディ首相は25日、エルサレムで会談し、テロ対策や安全保障分野での関係強化を確認した。それぞれイスラエル国会で演説した両首脳は、自由貿易協定の締結など、経済分野での協力を進めていく考えも示した。
ネタニヤフ氏は自ら空港でモディ氏を出迎え、国会に招待した。演説では『世界の舞台における偉大な指導者が訪れてくれた。これほど深く感動したことはない』と述べた。『(モディ氏は)友人以上の存在、多くの点で兄弟のようだ』と持ち上げ、『我々は、両国関係を前例のない高みに導く』と訴えた。」
インドはイスラエルと、民族的に兄弟といえるものではなく、むしろインドは「アーリア人」としてイランと兄弟に近いルーツを持っている。それにも関わらず、米イスラエルによるイラン攻撃前夜ともいうべきタイミングで、モディがイスラエルを訪問しネタニヤフから大歓迎を受けていたことは、あらためて注目に値する。インドが長年にわたって抱えてきた「カシミール問題」で隣国パキスタンと敵対関係にあり、イスラエルはそこに付け入り、常々インドにラブコールの秋波を送ってきていたという。
中東情勢に精通する外国人記者は、この興味深い首脳会談に付随するある裏話を語ってくれた。以下、特別情報である。

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