… … …(記事全文7,865文字)どうやら本気のようである。日本維新の会が自公政権に参加するかもしれないという話題だ。表向きは否定する執行部の幹部もいるが、どうやら裏では真剣に議論が行われているようである。私が大阪維新の某地方議員に聞いたところ、言い淀んでいたが全否定はしなかった。むしろ、その可能性は高いとでも言いたげだった印象だ。
これまでの維新は立憲民主党を抜いて野党第一党となり、あわよくば単独での政権交代を目指していた。そのためには大阪のローカル政党のイメージを脱し、全国政党への道を歩まなければならない。そのような理想と目標が維新にはあったが、連立入りを視野に入れているとしたら、同党にとっては180度の方向転換だと言える。
党として方針を大きく変えた理由は様々だろうが、1つには理想と現実とのギャップが開きすぎたことだろう。全国政党を目指すどころか、衆院選でも参院選でも選挙区で勝てるのは相変わらず大阪近辺に限られている。
政党支持率もパッとしない。8月に行われたNHKの世論調査によれば、維新の政党支持率は3.2%と、共産党の3.4%に負けている。おまけに、後発の参政党に追い抜かれて支持率の差は広がるばかりだ。ここに来て上昇から下降へと転落傾向の維新。そこから脱するために、政権に加わることを選択肢に入れた可能性もある。

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