… … …(記事全文3,598文字)今年一年を象徴する漢字は、「熊」だそうです。環境省が10月に発表した今年上半期(3月~9月)のクマ目撃情報は2万件を超え、過去最大でした。熊に遭遇して殺された(と推測される)人は13人、怪我をした人は約200名。これだけでも戦慄する数字ですが、問題はクマ被害は2000年代後半、20年以上前にすでに顕在化していたという事実です。つまり、危険な兆候があってからかなり時間が経っているのです。
山にドングリなどの食べ物がなく、飢えた熊が里に下りてきたとしても人間の暮らす地域に侵入することは非常にまれです。本来は人間を怖れ、人と出くわすと逃げていた臆病な熊がなぜ人を襲うほど凶暴に変質してしまったのでしょうか。
今、有効な手を打たないと人間の生活圏が脅かされる事態になりかねないクマ被害。「台湾有事」よりも今、目の前にある危機的な状況を分かりやすく解説します!
