… … …(記事全文5,020文字)溶ける氷と剥き出しの国家意志:グリーンランドという地政学的宿命
~今、グリーンランドで何が起きているか?~グリーンランドは長らく氷に包まれた静かな場所だったが、現在はアメリカや中国、ロシアといった大国による激しい陣取り合戦の舞台になっている。
その最大の理由は、気候変動によって氷が溶けたことで、グリーンランドが「地政学的宿命」の最前線へと引きずり出されたからだ。かつては氷に守られた「孤島」だった場所が、いまや大国が激突する「世界の中心」へと変貌してしまったのである。
この点を見逃すと、アメリカは資源が欲しいから、レアアースが欲しいからグリーンランドを併合したいのだというお粗末な解釈に陥ってしまう。
また、北極の氷が減ったことで、アジアとヨーロッパを最短距離で結ぶ新しい船の通り道ができるようになった。グリーンランドはその出口に位置しているため、軍事的にも交通の要所としても、かつてないほど価値が高まっている。
グリーンランドは人口5万6000人程で、住民の約90%がイヌイット(先住民)だ。残りは主にデンマーク系欧州人である。
また、デンマークの自治領になっていて、外交・防衛はデンマークが受け持つが、グリーンランドにも議会や首相もいる。しかし、人口が日本の市町村ほどの5万6000人程しかいないので、議員数も少なく、31人しかいない。
正直、これなら外国の諜報機関が、政治家を買収するのも簡単だ。
だから、既に世界中の諜報機関が既にグリーンランドに入っている。中国による経済的な攻勢
中国は、まずは巨額のお金を使ってグリーンランドに入り込んでいる。
自らを北極に近い国家と定義し、現地のインフラ整備や資源開発に積極的に関わろうとする戦略だ。
数年前には、グリーンランドにある主要な空港の建設工事を中国企業が請け負おうとしたが、これにアメリカが猛反対。もし中国資本で空港が作られれば、将来的にそこが軍事拠点として利用される恐れがあるからだ。
最終的にはアメリカがデンマーク政府に働きかけ、デンマーク自身が資金を出すことで中国の参入を阻止した。
しかし、既に一部の鉱山開発には中国資本が入っており、経済的な影響力を通じて現地の政治に口を出せるようになるのではないかと、欧米諸国は警戒を強めている。
もう静かな街ではないグリーンランド
そこで既に起きている真実を下記で語る。
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