… … …(記事全文2,994文字)カナダは中国依存へ!~カーニーの過ちと、カーニーの危険な誘い~日本は騙されるな!
カーニー(マーク・カーニー、カナダ首相)のダボス演説の核心は、旧来の「ルールに基づく国際秩序」が崩壊した「断絶(rupture)」の時代に直面しているという認識だ。そのため、中規模国(ミドルパワー)が「嘘の中で生きる」ことをやめ、現実を直視して結束し、新たな秩序を主体的に築くべきというメッセージを発信した。
これは何を言いたいのか?また、日本はどうすべきか?
まずは、マーク・カーニーの演説(カナダ首相としての立場での発言)を要約すると、以下の5つのポイントに集約される。1. 「ルールに基づく国際秩序」という虚構の終焉
これまで世界が掲げてきた「ルールに基づく秩序」は、実際には大国の都合で例外が認められる「有益な嘘(虚構)」であった。
これまではその嘘に目をつむり、参加することで恩恵を受けてきたが、大国が経済やエネルギーを「武器」として使うようになった今、その取引はもはや成立しない。
2. 「移行期」ではなく「断絶期」への突入
現在は緩やかな変化の時期ではなく、過去のシステムが崩壊した「断絶」のただ中にある。
大国間競争が激化し、多国間制度(WTO、国連等)が弱体化した結果、各国は「自分の身は自分で守る」という戦略的自律性を確保せざるを得なくなっている。
3. ミドルパワー(中堅国家)の生存戦略
カナダのようなミドルパワーは、大国に個別に迎合しても安全は買えない。それは「従属」でしかない。
生き残るためには、特定の課題ごとに志を同じくする国々と組む「可変的幾何学(柔軟な同盟関係)」を構築し、影響力を最大化すべきである。
4. 「価値に基づく現実主義」の採用
理想(人権や主権)を堅持しながらも、世界をあるがままに見る「実利主義」を同時に走らせる必要がある。
相手が価値観を共有していなくても、国益に基づいて多角的なネットワーク(中国やカタールとの提携など)を構築し、依存先を分散させる。
5. 国内基盤の強化と「看板」の取り外し
外交的な発言力を支えるのは、国内の経済力と防衛力である(防衛費倍増、エネルギー・AIへの巨額投資の正当化)。
嘘の看板(機能していない国際秩序への信奉)を外し、現実を名指しして行動することこそが、中堅国家が持つ真の力(無力者の力)となる。
さらに分かりやすく要約し、
カーニーの問題の核心に迫る!
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