… … …(記事全文3,984文字)トランプの『英軍は後方にいた』発言の嘘と真実:スターマーに文句言う資格なんてない。お前の政党が何をしたか、ここに記す。
トランプは米FOXビジネスのインタビューで、アフガニスタン戦争について「NATO諸国の軍隊は前線から少し離れた(後方の)場所にいた。彼らを必要としたことは一度もない」という趣旨の発言をした。
この発言に対し、英国政府や退役軍人団体が即座に猛抗議。
スターマー首相も、「侮辱的で、率直に言ってひどい発言だ。私なら間違いなく謝罪する」と述べ、暗に謝罪を要求した。
世界中で猛批判を受け、トランプは、下記のような投稿を行った。
【上記訳】
英国の偉大にして勇敢なる兵士たちは、常にアメリカ合衆国と共にあります!アフガニスタンでは457名が命を落とし、多くが重傷を負いました。彼らは史上最高の戦士たちの一人でした。この絆は決して断ち切れないほど強固です。英軍は比類なき心と魂を持ち(アメリカを除けば!)、世界一です。我々は皆を愛している、そしてこれからもずっと愛し続ける!ドナルド・J・トランプ大統領謝罪の言葉は一切なかったが、「英国兵は勇敢な戦士であった」と認め直すことで、事実上の発言撤回と火消しを図った形だ。
英国側では、この投稿を「認識を改めた」として一応の決着と見る向きもあるが、依然として「公式な謝罪がない」ことへの不満も一部で残っている。
さて、では、まず事実関係を説明したい。
実際に英国軍はアフガン戦争で 457人が戦死し、一番戦死率が高い地域で戦っていた。にもかかわらず、トランプにこのような事を言われたら許せないものがあっただろう。
しかし、アフガン戦争でのアメリカ軍の戦死者は2,461名だった。
そして、ピーク時の戦死率は、アメリカ軍約 2.3%に対し、イギリス軍約 4.7%だった。
この違いは何だったのか?
確かにイギリス軍が担当したアフガニスタンのヘルマンド州は一番危険な地域だった。
まず、イギリスは現地を明らかに見誤っていた。
派遣当初、当時のジョン・リード国防相は「一発も弾丸を撃たずに任務を終えることを望む」と述べていたことからも、イギリス政府はヘルマンド州での戦闘を「激しい戦闘」ではなく、あくまで「平和維持・復興支援」だと甘く見積もっていたのだ。さらに平和維持活動を想定していたため、イギリス軍は小回りのきく軽量な「スナッチ・ランドローバー」を主力車両として持ち込んでいた。これはもともと暴動対策用で、強力な地雷(IED)には紙同然の装甲しかなかった。By Cpl Russ Nolan RLC - Defence Images, OGL v1.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=23262439
そこから始まったのは、イギリス軍史上最も不名誉で、最も壮絶な、地獄の3年間だった。——その全貌を語ろう。
ここより先は会員登録が必要です。月・水・金に配信中です。(現在、平日毎日更新中)
そのため、1記事20円程度になります。
なお、今後、値上げの可能性がありますが、値上げした場合も、ご登録者は、登録時の価格が維持されますのでご安心ください。
ご購読を、心よりお待ちしております。よろしくお願いいたします。m(__)m


