… … …(記事全文2,245文字)日本で初めて餃子を食べた人は
水戸藩二代藩主である徳川光圀公で1689年(元禄2年)だと言われています。
水戸藩に残る、光圀が家臣に命じて編纂させた書物「舜水朱氏談綺」に書かれています。
当時の中国・明から招かれた儒学者・朱舜水が光圀に明の食文化として献上したもので、
鴨肉、クコの実、松の実などを使った「福包」と呼ばれるものでした。
江戸初期に日本に紹介された食べ物がなぜ普及しなかったのかについては
鴨肉とはいえ、当時忌避されていた肉を使った料理だったからだと考えられています。
ちなみにラーメンも光圀さんが日本で初めて食したとも考えられていましたが、光圀が食べたのは小麦粉にレンコンの粉を混ぜた麺だったようで、残念ながら中華麺ではなかったようです。
さらに近年の研究で徳川光圀より200年以上早い、室町時代の1488年に、京の相国寺鹿苑院で臨済宗の僧侶の亀泉集証と客人2人が、小麦粉とかん水を使った中華麺の「経帯麺」を食べていたことが判明しています。
「ラーメンを食べた」という括りだと、こちらが正しいと言えそうです。
ヘッダー画像は餃子で全国に有名になった宇都宮市内ですが、これには先の大戦の帝国陸軍が深く関わっています。

