… … …(記事全文3,179文字)近年、北朝鮮関連で珍しいことが起きていて専門家を驚かせています。
北朝鮮が2021年、国連に対して長らく伏せていた自国の指標を提出したのです。
国連に対して副首相の署名を添えて出した報告書なのでまったくの嘘ではないと思われます。
北朝鮮の人口⇒2544万8350人
北朝鮮のGDP⇒335億400万ドル(2019年)
GDPが実質なのか名目なのかわからないですが、数値が事実ならネパール(421億ドル・名目2024年)よりも低いということになります。
韓国のGDPが1兆1875億ドルなのですでに35倍も差がついています。
朝鮮半島では朝鮮戦争があり、1950年代に南北共に戦火で焼け野原になっていますので南北ともにゼロスタートなのですが、なんでこんなにので差がついてしまったのでしょうか。
意外に思われる方もいると思いますが1960年代後半までは、北朝鮮のほうが韓国より経済力が上でした。北朝鮮は社会主義国家にありがちな自国の優位性をプロパガンダとして世界的に喧伝し、日本でも左翼ジャーナリストや日本社会党議員がそれを信じてしまい、日本国内で北朝鮮の優位性を北朝鮮政府に代弁して説いてしまった事実もあります。
※寺尾五郎 著「38度線の北」新日本出版社 1959年
1955年から朝鮮総連は在日朝鮮人の祖国帰国運動を始めますが、これらの書籍や社会党議員の言動を信じてだまされた在日朝鮮人が帰還船に乗って北朝鮮に帰還することになります。
1959年の第1次帰還船から1967年の第155次の帰還船まで、日本人妻を含む約9万3000人の人々が北朝鮮に帰国しました。
あまり知られていないと思うのですが、金正恩の母、高容姫は在日朝鮮人で第99次帰還船で北朝鮮に帰国しています。
日本生まれの高容姫は小学校4年まで大阪市立北鶴橋小学校に通学していました。
この頃の北朝鮮はソビエト連邦などから原油や経済支援を受け、韓国よりも経済指標が良く(と言っても南北ともアジア最貧国でした)、人口の少ない北朝鮮はマンパワーを欲しがっていたのかも知れません。
このころの韓国は日本との国交正常化交渉が始まった頃でした。


