「我々はドンバスから撤退しない。もし我々が自発的にあるいは圧力をかけられドンバスから撤退するとなれば、我々は第三の戦争を開始するだろう」

　これはゼレンスキー氏が8月12日に発した言葉です。その3日後にアラスカで行われた米露首脳会談後も、ゼレンスキー氏は領土割譲に関して反発する発言を止めていません。西側の軍事・財政支援の停滞や兵士不足により、どんなに東部前線での戦況が悪化しようとも、ロシアの報復攻撃でキエフなどの地下施設や民間施設に隠れた軍事工場が破壊されても、またまたトランプ大統領から警告されても、強気の姿勢を崩しません。その背後には何があるのか？については後述します。

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