… … …(記事全文2,702文字)<予想よりも早くイラン戦闘が終結する可能性>
NYMEX原油先物相場は3月9日の取引で1バレル=119.48ドルまで急伸して2022年6月以来の高値を更新するも、翌10日のアジア時間には100ドル、90ドルを相次いで割り込む荒れた展開になっている。引き続きイラン情勢が注目を集めているが、マーケットの想定よりも早く戦闘が終結に向かう可能性が浮上していること、さらに国際エネルギー機関(IEA)が備蓄放出の検討に入ったことなどが、原油相場の急伸地合に一服感をもたらしている。
【NYNEX原油先物相場(日足)】
トランプ米大統領はCBSのインタビューで、イランの軍事作戦が「ほぼ完了した」との認識を示した。当初は4~5週間との時間軸を提示していたが、軍事作戦が想定よりも早く進んでいるため、予定よりも前倒しで戦闘を終わらせる可能性を示唆している。今週中の戦闘終結には否定的だが、早めれば来週には米軍の攻撃が終了し、何らかの勝利宣言が行われる可能性がある。

