… … …(記事全文3,029文字)<2026年は6年連続の供給不足見通し>
The Silver Instituteは「World Silver Survey 2026」を公表した。銀の国際需給については、2026年に6年連続の供給不足が見込まれている。供給不足幅は4,630万オンスと、2025年の4,030万オンスを上回るも、2022年の2億5,400万オンスは大きく下回る見通しになっている。
まずは2025年の銀需給だが、総需要は前年比2%減の11億3,060万オンス、総供給は同7%増の10億6,640万オンスとなった。銀価格が1オンス=28.27ドルから40.03ドルまで急伸したこともあり、需要を抑制する動きがみられた。需要の減少は3年連続になる。項目別だと、産業用が3%減の6億5,740万オンス、宝飾が8%減の1億8,930万オンス、投資が14%増の2億1,770万オンスとなっている。投資需要の急増が、銀需要を下支えしたことが窺える。一方、供給は鉱山生産が3%増の8億4,660万オンス、リサイクルが2%増の1億9,760万オンスであり、価格高騰が供給増を促したが、これだけでは減少した需要をカバーすることはできなかった。


