… … …(記事全文2,979文字)さて、「供給能力」とは、やや抽象性が高い言葉ではある。そもそも、供給能力とは何だろうか。
「財やサービスを供給する能力」
では、話にならない。
正解は、生産性だ。生産性とは、
「生産者一人当たりの財やサービスの生産量」
になる。ここまで具体化すると、抽象性は消え失せる。
もちろん、産業、業種、業務により、生産性の中身は変わってくる。とはいえ、それぞれのカテゴリーにおける「財やサービスの生産量(金額ではない)」を定義すれば、色々と見えてくる。
例えば、昨今、話題の南鳥島海底泥レアアース。
内閣府などは2月2日、小笠原諸島・南鳥島沖の水深約6000メートルの海底からレアアース(希土類)を含むとされる泥の引き揚げに成功したと発表した。レアアース泥採掘に際しては、やたら採算性が問題視されるが、ポイントはそこではない。
重要なのは「生産性高く採掘できるのか、否か」なのである。
