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小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)

小菅努

金価格は半値戻しを達成、急伸/急落後のトレンド回帰を進める

<金は半値戻しを達成、トレンドに沿った値動きに回帰>

COMEX金先物相場は1月29日の1オンス=5,626.80ドルをピークに2月2日の4,423.20ドルまで急落していたが、2月9日の取引では終値でも5,000ドル台を回復する展開になった。わずか3営業日で最大1,203.60ドルの急落となったが、半値戻しが5,025.00ドルであり、足元では急落局面の修正が着実に進んでいる状況と言えよう。まだ銀やプラチナ相場の戻りは鈍いが、金に関してはボリンジャーバンドで+3σまで急伸していたものの、-1σで下げ止まった格好であり、概ね1月下旬の急伸前のトレンドに回帰した状態と言える。

【COMEX金先物相場(日足)】


ベッセント米財務長官は2月8日、FOXニュースに出演した際に、金市場について「中国ではやや無秩序な状況になっている」影響で、「中国当局は証拠金規制を引き締めざるを得なくなっている」との認識を示した。その上で、「金は典型的な投機主導の急騰と反動が生じやすい局面にあるように映る」と、過剰な投機による急伸が修正される局面と評価している。どの程度の時間軸の議論を行っているのかは不明だが、8日は日曜日であり、金相場が過去最大の下げ幅を記録したのが1月30日だったことを考慮すれば、直近1週間程度の値動きについての発言だろう。証拠金引き上げは中国に限らずCME Groupを含めた各国取引所でみられる現象だが、ベッセント財務長官の認識を前提にすれば、現在は急騰地合の反動安を消化し、改めて地合を引き締めていくフェーズになる。

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