… … …(記事全文3,463文字)<金融政策の不確実性に迷う金相場>
COMEX金先物相場は、緩やかな値下がり傾向が続いており、1オンス=4,500ドル台での取引になっている。3月に続いて長期トレンドとして重視される200日移動平均線(4,399ドル)との攻防になっている。強気派の買いが入りやすい価格水準である一方、同水準を大きく割り込むと調整局面の長期化リスクが高まる重要な局面を迎えている。
【COMEX金先物相場(日足)】
マーケット全体を見渡せば、イラン情勢に対する改善期待が徐々に高まっている。簡単に和平合意が実現する環境にはないが、それでも米国とイランは停戦合意を結び、ホルムズ海峡の通航やイランの核開発問題について、合意点を見出そうと調整を続けている。足元では、和平合意には至らないものの、停戦の60日延長などで暫定合意したとの報道もあり、少なくとも改めて緊張状態を高めることには米国とイランの双方が慎重な姿勢を見せている。

