… … …(記事全文3,050文字)<エルニーニョ現象の脅威高まる>
OSE天然ゴムRSS先物相場は、6月17日の1kg=448.10円をピークに7月3日の403.20円まで下落していたが、足元では430円台前半まで切り返す展開になっている。6月下旬は急ピッチな値上がりの反動から調整売りが膨らんでいたが、7月入り後は下げ一服後の押し目買いを入れる動きが強くなっている。明確な売買テーマを設定できない投機色の強い相場展開が続いていたが、1トン=1万6,000元台後半で膠着化していた上海ゴム先物相場が1万7,000元台にのせるなど、国際ゴム相場が全般的に値上がりを打診する展開になっている。
【OSEゴム先物相場(日足)】
ゴム相場が値上がりしている要因の一つは、産地天候不順だ。本来であれば7月は増産期に当たるが、今季はエルニーニョ現象の発生によって気象環境が不安定化しており、ゴムの供給不安が高まっている。日本の気象庁が7月10日に発表した最新の「エルニーニョ監視速報」では、「2026年春からエルニーニョ現象が続いているとみられる」、「今後、秋にかけてエルニーニョ現象が続く見込み(100%)」と報告されている。

