… … …(記事全文2,630文字)<米長期金利上昇と金価格の関係性>
8月10日に米30年債利回りが5.3%台まで上昇し、2007年6月以来となる約20年ぶりの高水準に上昇した。日本でも30年債利回りは4.1%台に乗せ、世界的に長期金利の上昇が鮮明になっている。
こうした長期金利の上昇は、その「原因」に目を向ければ金相場にポジティブ材料となる一方、金利上昇という「結果」に目を向ければ金相場にネガティブ材料になるため、その取扱いには注意が必要だ。実際に30年債利回りの上昇局面での金相場の反応は、安定していない。ただし、2020年代に入ってからの30年債利回りは、短期的な下振れ局面はあるものの、ほぼ一貫して上昇傾向にあり、その過程において金相場は過去最高値を更新していることは事実として確認しておく必要がある。
