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円安の進行が止まらず、「悪い円安」論が横行する。だが待てよ、世界最大の対外金融債権国日本の通貨が激安になるとはヘンではないか。
グラフは主要国・地域の通貨、及び金の対ドル相場について、2021年12月を100とする指数に置き換えている。人民元も韓国ウォンも下落基調だが、円の下落速度が際立っている。ドル一強に見えるが、ドル自体危うさを秘めている。金相場は上昇、つまり、ドルは金に対して大きく下落し続けている。強そうに見えて弱いドルを軟着陸させようとした1985年9月のプラザ合意がちらっと頭をよぎる向きもあるだろう。
