… … …(記事全文2,335文字)2月8日投開票の衆院選の主な争点にすべきは「中国の脅威」への対応である。深刻化する一方の不況の中、習近平共産党総書記(国家主席)は経済から軍事に至る対外攻勢を一層強める。人民解放軍制服組トップの粛清による軍直轄支配は習氏の焦りの表れだ。
中国国家統計局の発表による2025年の国内総生産(GDP)の名目成長率は4%、実質5%で、習政権が掲げる実質5%の目標値を達成している。実質5%といえば、ゼロ・コンマ%台の日本はもちろん、2%台で活況を呈している米国をはるかにしのぐ。
だが、主要GDP構成項目の源となる原データを中国国家統計局の膨大な統計の中から拾い出してみると、本当の成長率は当局発表をはるかに下回る様相が浮かび上がる。
