… … …(記事全文2,634文字)中断中の米国とイランの和平協議は,4月20日時点では再開されるか微妙だが、そのまま停戦が続いたとしても、中国封じなくして、イランをめぐる恒久和平は実現しそうにない。イラン問題の大半に中国がからんでいるからだ。
早い話、イラン原油の約9割を輸入する中国がイランを支配する革命防衛隊の最大のスポンサー、資金源であるばかりではない。中国がイランの通信インフラを整備し、米国の金融制裁から逃れさせてきた。同時に中国得意の市民監視システムが全土に張り巡らされ、革命防衛隊による反政府派を摘発、弾圧を容易にしてきた。イランの弾道ミサイル原料も中国産との疑いが濃厚だ。
実は、トランプ政権がイラン・中国ラインの切断にとりかかったのは、「壮絶な怒り」作戦始動の前日の2月27日である。その舞台はイランと国境を接するアフガニスタンであり、プレーヤーはパキスタン軍である。
