… … …(記事全文6,687文字)米下院監視委員会、FBIによる調査報道、SNSなどで認識されている「不審な死、あるいは行方不明となった科学者や専門家」は現時点で15人にのぼる。2022年6月のエイミー・エスクリッジの自殺(警察発表)から時系列で改めて列挙する。(前配信(1)で紹介済のものは(1)を参照願いたい)
●(2026年5月13日現在)死亡・行方不明の米科学者・研究者15人
- ①エイミー・エスクリッジ(Amy Eskridge) (1)参照
34歳 死亡:2022年6月11日 アラバマ州ハンツビル
- ② マイケル・デイビッド・ヒックス(Michael David Hicks) (1)参照
59歳 死亡:2023年7月30日 カリフォルニア州サンランド
- ③フランク・マイワルド(Frank Maiwald)
61歳 死亡:2024年7月4日 カリフォルニア州ロサンゼルス
<フランク・マイワルド>
NASA JPLに25年以上勤務。「JPLプリンシパル」の称号を持つ。専門は宇宙探査用機器の開発で、地球観測衛星SWOT(表面水・海洋地形)および先進マイクロ波放射計(AMR-C)の機器開発を率いた。COWVRやHIFIなど複数の重要プロジェクトにも貢献した。
死の13カ月前の2023年6月には、木星の衛星(エウロパやエンケラドスなど)の地下に液体の水の海を検知する受動的電波探知技術に関する画期的な研究成果を発表していた。
2024年7月4日にロサンゼルスで死亡。死因は一切公表されず、解剖も行われていない。NASAもJPLも何ら声明を出さず、唯一の公的記録はオンライン上の訃報のみ。同僚たちは「プロジェクトを精力的に進め、将来の計画も持っていた。」と驚きをもって語っている。
- ④マシュー・ジェームズ・サリバン(Matthew James Sullivan) (1)参照
39歳 死亡:2024年5月12日 バージニア州フォールズチャーチ
- ⑤ アンソニー・チャベス(Anthony Chavez) (1)参照
78歳 行方不明:2025年5月8日 ニューメキシコ州
- ⑥モニカ・ハシント・レザ(Monica Jacinto Reza) (1)参照
60歳 行方不明:2025年6月22日 カリフォルニア州エンジェルス国立森林公園
- ⑦メリッサ・カシアス(Melissa Casias) (1)参照
53歳 行方不明:2025年6月26日 ニューメキシコ州タオス
- ⑧スティーブン・ガルシア(Steven Garcia)
47歳 行方不明:2025年8月28日 ニューメキシコ州アルバカーキ
<スティーブン・ガルシア>
カンザスシティ国家安全保障キャンパス(米国の核兵器の非核部品を製造する施設)での契約物品管理担当者。2025年8月28日、拳銃を持って徒歩でアルバカーキの自宅から出て行く姿を監視カメラが捉えており、その後消息が途絶えた。現在も行方不明のまま。核兵器関連施設との関係から、UFO研究者の失踪リストに加えられた。
- ⑨ジョシュア・ルブラン(Joshua LeBlanc)
29歳 死亡:2025年7月22日 アラバマ州ハンツビル近郊
<ジョシュア・ルブラン>
NASAマーシャル宇宙飛行センターで約5年半勤務した核推進技術者。スペース・ニュークリア・プロパルジョン(SNP)プロジェクトのインストゥルメンテーション&コントロール・チームリーダーを務め、火星探査など深宇宙ミッションを高速化する核熱推進エンジンの専門家だった。当日朝4時32分頃に家族と最後の連絡を取った後、電話と財布を自宅に残したまま行方不明に。警察の調べによると、ルブランはハンツビル空港に約4時間車を停車した後、田舎道でガードレールに衝突・複数本の木に激突した後、炎上。車体と遺体は激しく焼損していたという。なぜハンツビル空港に4時間もいたのかは不明。
- ⑩ジェイソン・トーマス(Jason Thomas)
45歳 行方不明:2025年12月12日 遺体発見:2026年3月17日 マサチューセッツ州ウェイクフィールド
<ジェイソン・トーマス>
製薬大手ノバルティスのケンブリッジ研究所で化学生物学の副ディレクターを務め、がん治療に向けた新薬の探索・開発に従事していた。物理学・生物学・生物物理学の高度学位を持つ。
2025年12月12日深夜、友人との外出から帰宅後、財布や携帯電話を自宅に残したまま、コートも手袋もなく姿を消した。近くの線路付近で歩く姿が防犯カメラに映っている。行方不明後、2026年3月17日に湖の氷が溶けた後、クワンナポウィット湖から遺体が発見された。警察は現時点で犯罪行為の疑いはないとしている。
トーマスは、UFO/UAP研究には直接関わっていなかったが、UFO/UAP研究においては、非人類由来とされる「生物学的影響」に関する分析も重要視されており、米下院監視委員会は、トーマスの行方不明・死亡も国家安全保障に直結するとして、一連の科学者失踪・死亡リストに加えた。
- ⑪ヌーノ・ロウレイロ(Nuno Loureiro)
47歳 死亡:2025年12月16日 マサチューセッツ州ブルックライン
<ヌーノ・ロウレイロ>
MITプラズマ科学・核融合センターのディレクター兼核科学工学部・物理学部の教授として、クリーンエネルギー実現に向けたプラズマ核融合研究を牽引していた。大統領早期キャリア賞も受賞した新進気鋭の物理学者だった。
2025年12月15日午後8時30分、ブルックライン市の自宅ギブスストリートで複数銃撃され、翌朝ボストンの病院で死亡。容疑者はロウレイロの元同級生クラウディオ・ネヴェス・バレンテ(48歳)。2日前にブラウン大学でも銃乱射事件を起こし、学生2名を死亡させたあと、遺体で発見された。捜査当局によれば、バレンテは自分が到達できなかった科学的成功を収めたロウレイロに対する強い執着を持っていたとされる。
- ⑫カール・グリルマイヤー(Carl Grillmair)
67歳 死亡:2026年2月16日 カリフォルニア州ラノ(アンテロープバレー)
<カール・グリルマイヤー>
1997年からカリフォルニア工科大学(カルテック)の赤外線処理・解析センター(IPAC)に勤務し、系外惑星・銀河構造・暗黒物質を研究した。ハッブル宇宙望遠鏡、スピッツァー宇宙望遠鏡、WISE(広域赤外線サーベイ探査機)など主要なNASAミッションに参加。2007年には、系外惑星の大気中の分子を初めて特定する画期的な論文を発表。後に他の惑星での水の検出にも成功し、2011年にNASA優秀科学功績メダルを受賞。生涯で147本の査読論文を発表している。
2026年2月16日午前、カリフォルニア州ラノの自宅玄関先で銃撃され死亡。自宅から約3キロ離れた場所に住む29歳のフレディ・スナイダーが逮捕され、殺人・強盗・不法侵入で起訴された。スナイダーは2025年12月にも同敷地に不法侵入していた記録があった。グリルマイヤー妻は、夫(グリルマイヤー)が動物ハンティングを口実に敷地に入り込んでいたスナイダーに警察通報をしたことが逆恨みを招いたと語っている。
- ⑬ウィリアム・ニール・マッカースランド(William Neil McCasland) (1)参照
68歳 行方不明:2026年2月27日 ニューメキシコ州アルバカーキ
- ⑭ジェームズ・「トニー」・モファット(James "Tony" Moffatt)
60歳 死亡:2026年4月17日 サウスカロライナ州ユニオン郡
<ジェームズ・トニー・モファットと妻リーサ>
米海軍所属。21年にわたる軍歴の中で32種類の異なる航空機を操縦し、「マスター陸軍アビエーター」の最高バッジを取得した。軍での任務はスペースシャトル計画にまで及んだ。NASA・ジョンソン宇宙センターの飛行士室でペイロード・飛行乗員支援スペシャリストを務め、14回の国際宇宙ステーション(ISS)建設ミッションに貢献した。
2026年4月17日午後6時30分ごろ、家族4人でムーニーM20単発エンジン機に搭乗し、ノースカロライナ州ローリー・ダーラム地区からアラバマ州ハンツビルの自宅へ帰る途中、サウスカロライナ州ユニオン郡空港付近で燃料補給のために立ち寄り、再び離陸した直後、空港滑走路に隣接する樹木の生い茂った地帯に墜落、4人全員が即死した。
国家運輸安全委員会(NTSB)と連邦航空局(FAA)が墜落原因の調査を開始したが、2026年4月末の時点で原因は一切公表されていない。
- ⑮デイビッド・ウィルコック(David Wilcock)
53歳 死亡:2026年4月20日 コロラド州ネーダーランド郊外
<デイビッド・ウィルコック>
UFOや地球外生命体の開示運動における著名な論客。自身はエドガー・ケイシーの生まれ変わりと唱え、YouTubeでは50万人以上のフォロワーを持っていた。
死の2日前の4月18日、科学者たちの連続死について語る約3時間半にわたるYouTubeライブを配信し、「毎日生きていられることが恵みだ。なぜなら正直に言うと、人々が消えている。科学者が失踪している。」と述べていた。
2026年4月20日午前10時44分頃、精神的危機状態にあると思われる人物についての911通報があり、駆け付けた警官の目の前で自ら銃を使用し自殺した。家族によれば、長年にわたるうつ病と深刻な財政難に苦しんでいたとされるが、テネシー州選出のティム・バーチェット下院議員は「これが偶然だとは思わない」とFBIに調査を要請した。
●中国でも科学者が相次いで死亡している
科学者の連続失踪・死亡は、米国だけではない。実は中国でも同じことが起きている。








