… … …(記事全文2,929文字)<プラチナは、広州取の市場管理強化を乗り切る>
貴金属相場の高騰が続いている。通常だとクリスマスシーズンとあって持高調整が中心の展開になる時期だが、今年は金・銀相場が過去最高値を更新し、さらにプラチナが2008年5月以来、パラジウムが22年12月以来の高値を更新している。金に限らず貴金属相場全体が高騰していることからは、この時期でも個人投資家が積極的に買い進んでいることが窺える。連日の高値更新を受けて、いわゆる「FOMO(取り残されることへの恐怖)」が高値圏にある貴金属への投資ニーズを逆に押し上げ、それが新たな高値更新につながる循環が形成されている。
ボラティリティ指数は、金が24.11ポイントと若干の過熱感を示す動きに留まっているが、銀は54.08ポイント、プラチナは52.75ポイントとなっており、過熱感も目立つ。特にプラチナは今年最高水準であり、単純に高ボラティティだけを理由に持高調整が膨らんでも違和感がない状況だが、逆に貴金属相場の高騰をけん引するような動きさえ見せている。
【COMEX金先物相場(日足)】

