… … …(記事全文2,985文字)<大豆相場は、米中大豆貿易に失望>
CBOT大豆先物相場は、10月上旬に1Bu=1,000セントの節目水準でサポートされた後、11月18日の1,169.50セントまで急反発していたが、足元では1,060セント台まで反落している。10月30日の米中首脳会談後は、米中間の大豆貿易の活発化に対する期待感が相場を押し上げていたが、徐々に失望に変わりつつある。
【CBOT大豆先物相場】
ベッセント米財務長官は、米中首脳会談を受けて、2025年内に中国が米国産大豆を1,200万トン、その後3年は年間最低2,500万トンの購入で合意したと説明していたが、マーケットは実現不可能な数値との見方を強めている。ロリンズ農務長官は11月24日、2週間程度で米中大豆貿易の詳細を発表するとしていたが、1ヵ月が経過しても何ら動きがみられない。米中間で何かポジティブな合意が形成されていれば、トランプ大統領が真っ先に言及しているはずだが、そうした動きがみられないということは、中国の米国産大豆購入見通しが明るいとは言い難い。

