… … …(記事全文2,961文字)<グリーンランドを巡る米欧対立への警戒感>
COMEX金先物相場は1月19日の取引で改めて過去最高値を更新する展開になった。1オンス=4,600ドル水準で底固く推移していたが、アジア時間には高値4,698.00ドルまで一気に上値を切り上げている。今年は地政学リスク関連のイベントが多発しているが、今回の金相場の急伸はデンマーク自治領グリーンランドの領有をめぐる米欧間の対立激化が背景だ。
トランプ米大統領はグリーンランドについて、「中国とロシアがグリーンランドを狙っていて、デンマークでは何も対処できない。世界の平和がかかっている!」と自身のSNSに投稿している。グリーンランドの領有が安全保障上不可欠だとして、米国の一部になる必要性を訴えている。また、グリーンランドの豊富な鉱物資源にも関心を示している。
