… … …(記事全文3,233文字)<良好な生産環境が続く、エルニーニョ現象発生するも>
シカゴ穀物相場は、5月下旬から6月上旬にかけて大きく値位置を切り下げる展開になった。CBOTトウモロコシ先物相場は5月5日の1Bu=487.50セントをピークに、6月15日には406.25セントまで値下がりした。これは昨年8月以来の安値更新となる。大豆先物相場も5月13日の1,235.00セントをピークに、6月15日には1,102.50セントまで値下がりした。こちらは2月6日以来の安値更新となる。こうした穀物相場の値下がりを促している原動力は、作付け期を無難に消化したことで、豊作期待が強くなっている影響だ。
【CBOTトウモロコシ先物相場(日足)】
4月から6月上旬にかけて、米穀倉地帯では春穀物の作付けが行われたが、今回は目立ったトラブルなどが報告されることはなかった。作柄環境に強い相関がある5月中旬(今季は5月17日時点)の作付け進捗率は、トウモロコシが76%(前年同期76%、平年70%)、大豆が67%(前年同期63%、平年53%)となっていたが、その後も5月下旬、6月上旬と理想的な気象環境が続いている。

