… … …(記事全文2,605文字)<米財務省が長期金利抑制に動き始める、金相場への影響は?>
米財務省は8月19日、米30年債利回りが一時5.3%台まで上昇したことを受けて、長期国債の買い戻し枠について、1回当たりの上限額を2倍超の40億ドルに拡大する方針を示した。実施期間は9月9日~11月4日までであり、対象は期間10~30年の長期国債になる。
米長期金利の上昇は、1)中東情勢緊迫化によるインフレ懸念、2)米債務環境の悪化、3)人工知能(AI)関連の社債発行の増加など複合的だが、いずれにしても米政府は長期金利の上昇を強く懸念しており、介入に積極的になっている。ベッセント米財務長官は8月20日、さらに長期国債の買い入れを強化する可能性にも言及している。
