… … …(記事全文2,584文字)<米国債が下がらないのなら、ドル安が必要>
COMEX金先物相場は8月中旬に1オンス=4,350~4,500ドル水準で揉み合う展開になった後、8月下旬に急伸地合を形成し、8月25日高値は4,755.00ドルに達した。8月19日に200日移動平均線を完全に上抜き、5月12日以来となる約3ヵ月半ぶりの高値を更新している。依然として1月に付けた過去最高値5,626.80ドルは大きく下回っているが、イラン情勢が緊迫化した後の値下がり圧力に対して、概ね半値戻しを達成した格好になる。
金市場の関心は、「ディベースメント・トレード(通貨価値切り下げ取引)」がどの程度の広がりを見せるかにシフトしている。米国の政治や財政を巡る懸念から、ドルの価値が下落するとの懸念が強くなっているが、これがドル売り・金買いを促す展開が広がりを見せるか否かになる。
