… … …(記事全文3,061文字)<FOMCで乱高下も崩れなかった金相場>
9月15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場の想定以上にタカ派との評価から米金利上昇・ドル高が促されるも、金相場は乱高下しながらも底堅さを見せた。COMEX金先物相場は16日終値が1オンス=4,380.60ドルだったのに対して、引け後にFOMCの内容が伝わると、一時4,294.50ドルまで86.10ドル下落した。しかし、17日終値では4,399.70ドルまで切り返し、最終的には前日比12.20ドル高とプラス圏で取引を終了している。
【COMEX金先物相場(日足)】
まずFOMCの内容だが、フェデラル・ファンド(FF)金利を0.25%引き上げて3.75~4.00%としたことは、概ね市場の予想通りであり、何らサプライズ感はなかった。しかし、この決定に対して誰も反対票を投じなかったことには、意外感があった。これは利上げ決定がぎりぎりの判断ではなく、FOMC内で少なくとも強い異論はなかったことを示唆している。

