… … …(記事全文1,628文字)国際金融界というのは、かの中国に関する限りは虚偽と欺瞞の世界である。
本欄で詳しく報じたように昨年の中国経済はデフレ不況、マイナス成長に陥ったが、国際金融資本、国際通貨基金(IMF)とも「5.2%のプラス成長」という北京大本営発表を公然と肯定する。ところが習近平政権の嘘に乗ったままだと顧客の投資家たちの信用を失ってしまうだろう。そこで、秘策を考える。円高・人民元安に誘導させることだ。しかも植田和男日銀は利上げに動いているので、この策にはまってしまう。ならば、日本はデフレに逆戻り、中国は復活というとんでもないことになる。
どうやって中国の経済危機を緩和し、再浮上させられるか。固より、中国市場は米国に次ぐ稼ぎ場であり、それが縮小し、衰退し続けるのは国際金融資本にとっては重大な打撃になる。だから、国際金融資本のアナリストたちは中国が依然として巨大な成長市場だと喧伝する習政権のお先棒を担ぐと同時に、その回復策を仕組むのだ。
