… … …(記事全文2,770文字)中国経済は長期停滞局面に入っている。知り合いの中国人ビジネス・エリート氏は匿名を条件に、「中国で情報技術(IT)の企業を立ち上げようとして、業界の友人たちと意見交換したが、全員が中国経済はあと10年から20年間は停滞が続くと口をそろえていた」と打ち明ける。そして、「『中国経済ダメ』を口にすれば、「反スパイ法」違反で拘束されるからだれも表向きには口にしない」とも言う。
そんな中、中国の習近平政権は先週、2023年の国内総生産(GDP)の成長率は名目4.6%、実質5.2%で、実質5%の政府目標を達成したと発表した。中国のGDP統計はかなり前から、各地方の党幹部が党中央の掲げる成長率目標に合わせようとして、データを改ざんするという疑惑が消えないのに、日本の経済メディアは北京大本営発表を鵜呑みにして報じるのは何とも情けない。
