… … …(記事全文2,593文字)2026年は世界覇権奪取をもくろむ中国に対する米国の反攻で明けた。この米国のベネズエラ攻略作戦は中国の粗暴な対外膨張路線に対する、歴代米政権で初めての本格的作戦という意義があると認識すべきだ。
1月3日の米軍によるベネズエラ急襲と同国の独裁者、マドゥロ大統領の拘束は国際法違反だとする非難が日本の言論界や政界では多いが、きれい事をいくら論じても何の解決にもならない。
国連憲章第2条第4項は「全ての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇または武力の行使を、いかなる国の領土保全または政治的独立に対するものも、慎まなければならない」と規定されている。しかし、世界の無法国家指導者たちは全てのルールを破っている。そして彼らは違法行為を続ける手段の一つとして、法を順守する民主主義国家にそれを押しつけるようになっている、と1月6日付けの米ウォールストリートジャーナルは論じたが、その通りである。
