… … …(記事全文3,320文字)トランプ米政権による中国の西半球の橋頭堡ベネズエラの掌握は、世界覇権奪取をもくろむ習近平政権に対する米国の反撃の号砲である。
米軍のカラカス攻略機動作戦の完璧な成功で露になってきたのは、中国とロシアが提供していたレーダー網の技術が全く通用しなかったという高度な米国の軍事技術の圧倒的優位さばかりではない。
習政権の対外膨張主義の限界である。
不動産バブル崩壊不況の底が見えない中、金融・財政難に有効な手を打てず、デフレを容認せざるを得ない習政権が、最後に頼る対外進出戦略の行き詰まりを告げるのが、トランプ政権によるベネズエラの中国利権剥奪だ。
そこで、本論では、中国膨張の限界について、さまざまな角度から分析を試みる。まずは金融から始めよう。
習近平政権は強権によって国内金融不安の隠蔽に躍起となっている。
