… … …(記事全文2,947文字)6月にお伝えした「ダブルチョークの危機」は、当時はまだ「警告」の段階に過ぎなかった。あれから1カ月半、その「ダブルチョーク」が現実に近づいている。
●合意は事実上崩壊
6月18日に米国とイランが署名した「戦闘終結に向けた覚書」は、わずか3週間で形骸化した。その後米国は連日イランを攻撃し、イランもバーレーンの米関連施設や米IT大手アマゾンのデータセンターを攻撃するなど、戦闘は激化の一途をたどっている。
<2026年7月24日 ニューズウィーク>
<2026年7月21日 ロイター>
さらにトランプは、地下深くに核施設があるとみられているイランのピックアックス山を攻撃するほか、今年2月の紛争発生初期を上回るほどの「大規模な攻撃」を検討していると発言、対するイランは「核施設を攻撃すれば戦争拡大とみなす」と強くけん制している。
<2026年7月23日 テレビ朝日>
<2026年7月24日 時事通信>
<2026年7月29日 読売新聞>
戦闘終結に向けた合意は形式的にはまだ生きているが、事実上崩壊している。
●紅海封鎖宣言
こうした中、イランの同盟勢力であるイエメンの政治・軍事組織フーシ派が、サウジアラビアに対する「紅海封鎖」を宣言した。サウジアラビアがフーシ派支配地域の港湾・空港を封鎖し、13日にイエメンのサヌア国際空港を空爆したことへの報復措置だという。
<2026年7月21日 BBC>
宣言の2日後、フーシ派は、警告を無視して通航しようとしたサウジのタンカー2隻を攻撃し、航行不能にした。フーシ派の警告は、脅しではなく本気だ。
<2026年7月23日 日本テレビ>
<炎上するサウジアラビアのタンカー。XのAI「grok」は『本物の映像』と判定>








